刑事事件

立川市の刑事事件の最新犯罪動向

立川市の刑事事件の最新犯罪動向

皆さんが毎日生活する地域では、どのような犯罪が起きているのでしょうか?
住んでいて特に異常がないように感じても、実際の統計をみてみると、また違った状況が見えてくることもあります。

立川市は、東京都内の市の中では、犯罪が少し多い地域といえます。

地域で今、どのような犯罪が起き、増加しているのかを知って、防犯意識を高めていきましょう。

今回は、東京都立川市の刑事事件の最新犯罪認知件数や犯罪の予防策をご説明します。

1.東京都立川市の犯罪

まずは、立川市の概要、近年の犯罪認知件数について見ていきましょう。

(1) 立川市はどんな街?

立川市は東京都の中央、少し西寄りにある市であり、面積は24.36メートルある大きな市です。

多摩地域の中心的部位にあり、JR立川駅周辺はたくさんの商業施設が集まり、人々が賑わっています。

平成30年度4月時点の立川市の統計によると、人口は、182,843人、90,321世帯の家族が居住しています。立川市は多くの世帯が暮らす街であり、たくさんの子育て世代が居住する街でもあります。

最近では、街づくりの1つとしてアート展示がまち全体で行われ、立川アートとしても知られるようになりました。

たくさんのアートに触れて子どもの知性や感性を伸ばしたいと考える親御さんにとっては、素晴らしい街です。

商業の街としても栄えていますが、市域の北側では都市農業が行われており、雑木林などもあるため、自然と触れ合うことができる街でもあります。

このように、立川市は商業と自然が共存し、子育てに対しても積極的に取り組んでいる街です。

(2) 立川市の近年の犯罪認知件数

まずは、東京全体の犯罪認知件数からみていきましょう。

東京都全体では、最新の統計は2016年となります。

2016年には、134619件の犯罪が認知されており、このうちの検挙数は400091件です。多くの犯罪が検挙されないまま未解決となっているのがわかります。

犯罪の内容として多いのは、暴行・傷害であり、それぞれ4734件、3142件となっています。

また、この次に多いのは強姦罪(現在は、強制性交等罪)であり、138件の認知件数となっています。暴行・傷害についてはどこの地域でも多くなりがちですが、強制性交等罪の認知件数が多いのは東京の特徴と言えるかもしれません。

次に、立川市の犯罪認知件数を見ていきましょう。

立川警察署では、過去5年間の犯罪の推移が提供されています。1つずつ見ていくと、2013年は3596件、2014年は3248件、2015年は3233件、2016年は2927件、2017年は2640件となっており、犯罪は減少傾向にあります。

東京都は、警察庁管内を第9方面にわけて、犯罪認知件件数の統計をとっていますが、立川志は第8方面にあたります。第8方面には、府中、昭島、東大和、小金井、小平等などの周辺地域が含まれます。

犯罪件数としては、東京都内では、2000件以上、3000件以内にとどまっているため、東京全体でみると比較的治安は悪くない地域とされています。

しかし、第8方面の中でみると、犯罪件数は多く、決して安心できない結果です。

このように、立川市の近年の犯罪認知件数は、年間でも2000-3000件報告されており決して少なくない数字といえます。

2.立川市の犯罪種類別統計

次に、立川市の犯罪種類別の統計を見ていきましょう。どのような犯罪が多く報告されているのでしょうか。

(1) 粗暴犯 -暴行・傷害事件に注意-

まずは、粗暴犯を見ていきましょう。

粗暴犯とは、暴力を加える犯罪のことです。代表的なものとしては、暴行、傷害、恐喝などが挙げられます。

立川市において、粗暴犯は2013年に132件あったのに対し、2017年には94件に減少しています。そのため、粗暴犯全体としては、大きく減少傾向にあるといえるでしょう。

もっとも、依然2017年には94 件の粗暴犯が確認されているため、さらなる減少を期待したいところです。

本年度である2018年1-5月の統計も出ています。この5ヶ月の間では、すでに51件の粗暴犯が認知されており、このままいくと2018年度は2017年度よりも粗暴犯が増えることが予想できます。

粗暴犯の中で一番多いのは、暴行の23件です。次に多いのは、傷害で21件のため、ほぼ同数の報告が行われています。

2018年度は、粗暴犯が昨年度よりも増加傾向にあります。立川市にお住まいの皆さんも気をつけてください。

(2) 侵入窃盗 -出店荒らしが最多-

次に、侵入窃盗について見ていきましょう。

侵入窃盗とは、民家などに侵入して、金品などを盗む犯罪を指します。空き巣や居空き、事務所荒らしなどが例として挙げられます。

侵入窃盗に関しては、2013年は164件あったのに対し、2017年は113件に減少しています。

粗暴犯と同様に、大きく減少していますが、依然認知件数の多さは看過できません。

2018年度1-5月の最新統計を見てみると40件の侵入窃盗が報告されており、出店荒らしが20件と、侵入窃盗の中で最多となっています。

出店荒らしとは、夜間や休みの間にお店に侵入して、窃盗を行う犯罪のことです。次に多かったのが、空き巣で8件の犯罪が確認されました。

しかし、出店荒らしと比べるとやはり大きな差があります。商業店舗が多く立ち並ぶ立川市ならではの特徴といえるかもしれません。

侵入窃盗が多発する時間帯としては、朝の8-10時に起きている確率が高く、開店前の時間帯に警戒が必要です。

この次は、18-20時が多く、休業中の店舗を狙った犯罪が多いことが推測できます。

このように、立川市では店舗での侵入窃盗が多く確認されています。特に指摘した時間帯は注意するようにしましょう。

(3) 非侵入窃盗 -乗り物盗が最多-

最後に、非侵入窃盗について見ていきましょう。

比侵入窃盗とは、民家への侵入などの侵入行為を伴わない窃盗を指します。代表例としては、万引き、乗り物盗、車上狙い、置き引きなどが挙げられます。

非侵入窃盗は、2013年は2610件あったのに対し、2017年は1866件に減少しています。他の犯罪と同様に減少傾向にあります。

もっとも、他の犯罪に比べて桁違いに数が多いのが特徴です。

2018年1-5月の最新統計を見てみると、689件の非侵入窃盗が報告されています。このうち、一番多かったのが、乗り物盗で379件、次に多いのが万引きで129件となっています。

乗り物盗は、自転車、バイク、車などの主要な乗り物を含んでいます。非侵入窃盗に関しては、18-20時一番多く発生しています。

次に、16-18時です。通勤・通学帰りの時間帯に多く発生しており、この時間帯に特に気をつける必要があるでしょう。

このように、立川市では、非侵入窃盗の件数が数多く報告されています。自転車や自動車、バイクの盗難に気をつけてください。

3.乗り物盗が多い立川市での予防策

統計で見ていただいた通り、立川市は乗り物の窃盗が多い地域です。

そこで、次は、乗り物盗が多い地域にある特徴や予防策をご説明します。

(1) 乗り物盗が多いのはなぜ?

では、なぜ立川市では乗り物盗が多いのでしょうか。乗り物盗が多い地域の特徴をご説明します。

まず、乗り物盗は、乗り物の施錠率と大きく関係していると言われています。

一般的に、自転車やバイクなどの乗り物の施錠率は約半数程度といわれています。

乗り物盗が多い地域では、この施錠率のパーセンテージが下がる傾向にあり、施錠されていない乗り物が狙われています。犯人も、わざわざ鍵を壊して盗んでいく人は少ないということです。

施錠に注意すれば、窃盗被害を防ぐことにもつながります。

また、商業店舗が多い地域で自転車などの乗り物がよく盗まれます。

特に大型店舗では、収容台数が多く、施錠されていない自転車等も多く存在します。そのため、商業店舗が多く集まる場所では乗り物盗被害が起きやすいと言われているのです。

また、駐車場・駐輪場では、多くの人がほかの人や乗り物の状況に注意を払っていません。

犯人は施錠されていないことを確認したら、すぐに盗んで立ち去ってしまうため、周囲が気づきにくいというのもあるでしょう。

このように、乗り物盗が多い地域には、施錠率や商業店舗の数などが影響しています。乗り物が被害の場合は、返還率も低くなっています。

そのため、予防策が非常に重要です。

(2) 乗り物盗を防ぐためにできること

では、乗り物盗被害を防ぐための予防策としてはどのようなことができるのでしょうか。

①必ず施錠し、確認をすること

毎日必ず施錠しているという方でもうっかり「施錠し忘れた」なんてことは誰にでもあるものです。

これを防ぐためにも、施錠した後は、しっかり確認するようにしましょう。慌ただしい朝は特に注意が必要です。

「施錠し忘れたかも?」と思ったときは、必ず戻って確認することが大切です。

②防犯対策を行うこと

自転車なら、防犯登録をしておけば万一盗まれても戻ってくる確率は上がります。購入店舗などで簡単にできるため、ぜひ行ってください。

また、自動車の場合は、ドライブレコーダーも有効です。ドライブレコーダーがあると、犯人も手をだしにくいといわれているため、被害防止につながります。

ドライブレコーダーを搭載しない場合でも、できるだけ防犯カメラの近くに止めることをおすすめします。

そのほかにも、バイクなら二重ロックを行うなど自分でできる防犯対策を必ず行っておきましょう。

③立川市では特に夕方に注意

買い忘れなどで、「ちょっとだけなら大丈夫」と、スーパーや商業施設の駐輪場に施錠しないで去ってしまうと、大変危険です。

立川市では、夕方の時間帯に多く乗り物盗が発生しているためです。少しの時間でも気を抜かず、必ず施錠するようにしましょう。

このように、少しの工夫で乗り物盗は防ぐことができます。皆さんも、普段から防犯式を高めていきましょう。

4.立川市で刑事事件に巻き込まれたら弁護士に相談を

立川市の犯罪は減少傾向にあるものの、乗り物の窃盗が多発している点については注意が必要です。

駅周辺などでは商業施設の駐車場・駐輪場が多く集まっていますが、大型の施設では、あまりに人が多く周囲に気を配っている方も少ないと思います。

必ず施錠をするなど自分でできる防犯対策を行うことが重要です。

また、窃盗はふとした出来心から始まるものです。未成年の場合は、「仲間外れにされたくない」など友人関係のもつれから万引き、乗り物盗を犯してしまう子もいます。

立川市、国分寺市、小平市、中央線・青梅線・南武線沿線にお住まい、お勤めの方で、仮にご家族が窃盗などの刑事事件で逮捕されてしまった場合には、できるだけ早く弁護士にご相談ください。早めの対処で、今後や将来への影響は最小限にとどめることができます。

泉総合法律事務所立川支店には、刑事事件に強い弁護士、元検事の弁護士が在籍しております。万引き、窃盗、痴漢、盗撮、暴行、傷害など、様々な刑事事件に早期対応することが可能です。

刑事事件でお悩みの方やそのご家族は、是非一度泉総合法律事務所にご相談ください。初回のご相談は無料となっております。

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